ベジポタ系のつけ麺
〝ベジタブル〟と〝ポタージュ〟でいわゆる〝ベジポタ系〟。とんこつ、鶏ガラ等をトロミが出るまで炊き込み、たまねぎやじゃがいもなどの野菜ペーストと混ぜ合わせるドロドロのスープスタイル。
ベジポタ系と言えば、つけ麺『えん寺』が有名だが、今回はそのグループ店である野方『花みずき』を訪れた。
ラーメン激戦区
実は野方駅近辺、熾烈なラーメン戦争が行われている。背油とんこつ醤油ラーメンの『野方ホープ』、横浜家系の『輝道家』、ラーメン好きなら一度は足を運びたい名店だらけなのである。
そんな野方でベジポタ系つけ麺として2008年5月から参戦したのが、『つけ麺 花みずき』だ。えん寺同様、ドロドロのベジポタに胚芽麺が売り。
国産小麦を使用しており、小麦の胚芽部分を練り込む事で、小麦の風味と甘味を味わう事ができる。この日はオマール海老をふんだんに使用しているベジポタ海老つけ麺大盛りを頼んだ。
実 食
もう超濃厚ドロドロスープ。海老の香りが食欲をそそる。麺をくぐらせると、ドロドロな事もあってスープに絡むこと絡むこと。まさにポタージュ状だった。
大盛りの胚芽麺。正直ちょっとボリュームありすぎて並盛りでちょうど良かったかな、と後悔。ドロドロの濃厚海老スープが美味しいので、次々と食べられるが、食べ終わったら若干食いすぎたな、と……。これはもう美味しい物を食べる時につきものの後悔なのだが。
栄養価の高いラーメン
小麦の約2%ほどしかないという胚芽部分。ビタミンB、E、脂質、ミネラル、食物繊維、タンパク質と五大栄養素をバランスよく含んでいる。栄養価が高い事から『植物のたまご』と呼ばれている。
ビタミン群とEがふんだんに含まれているため、ダイエット、美肌、老化の予防、疲労回復にもいいとのこと。ラーメン食べてダイエットは無理がある気もするが……。
チャーシューはわりとしっかりした歯応えで、好みが分かれるかも。ご覧の通り、麺でなくともスープがからむ、この粘度。
一度食べたらやみつきになる感じの濃厚つけ麺。久しぶりにここまでドロドロ系食べたかも。自粛後初のラーメンだった。またタイミングがあったら違うメニューも食べてみたい名店だった。
つけ麺 花みずき / 野方
▼住所
東京都中野区野方3丁目22−8
▼アクセス
西武新宿線「野方」駅(南口)から徒歩3分
▼電話番号
03-3388-2946
▼営業時間
【平日】 11:30〜16:00(L.O.)
17:30〜23:00(L.O.)
【土・日・祝】 11:30〜22:00(L.O.)
▼店休日
水曜日