2020年外食産業で最も頭角を現したのは〝からあげ専門店〟ではないだろうか?
こんなとこにも?あれ、いつのまにかここにも? と雨後のたけのこのごとく次々と新店がオープン。
出版社やゲーム会社のように巣篭もり需要として重宝された事もあってからあげ専門店の市場規模は拡大し続けている。
今年流行りそうな唐揚げ専門店
2019年は853億円、2020年は1035億円と絶好調なからあげ市場規模。
『から好し』や『からやま』、テリー伊藤氏プロデュースの『から揚げの天才』など本当に多くの店舗が増えた。
男性あるあるだが弁当を買う際、気づいたら唐揚げ弁当を選んでるって事はないだろうか?
失敗が少ない、大体うまい、ローソンのからあげクンを見ればわかるが何気に味のバリエーションが多いなどとにかく手に取りやすい。
日本唐揚協会が行う『からあげグランプリ』なるグランプリも年々盛り上がっているのか、色々なからあげ店でその文字を目にする。今年も予選の投票期間も終わり、ハイレベルな唐揚げ店の争いに入っていくのだろう。そんな盛り上がりを見せている『からあげ戦争』でいずれ頭角を表すのではないか、という美味い唐揚げ専門店がある。
からあげ専門店【大福】
2020年にオープンした池袋にあるからあげ専門店『大福』だ。女性1人は少し入りづらいかもしれないが、ザ定食屋&ちょい飲みという感じの店内。ただ、写真左側の小窓でテイクアウトもやっているのでからあげ好き女子はぜひ。
値段もリーズナブルでバリエーションも様々。個人的には醤油味と旨塩味の二種類のからあげを楽しめる合盛り定食がオススメ。
諸説あるが、しっかりと味付けされた鶏肉をカラッと揚げたスタイルがザンギと言われるが、こちらも濃い味のザンギだ。
旨さの大渋滞
醤油味。『ざくっ、じゅわっ。濃い旨』とのキャッチフレーズにいつわりなし。かなりしっかりした味付けで、本当に濃い目。インパクトある濃い目の味付けで本当においしい。
こちらが塩味。醤油味同様濃いめの味付けだが、塩なので濃い味とはいえ若干さっぱり。どちらもご飯が進みまくるザクザクの濃い味からあげ。濃いめが好きな方にはたまらないと思う。
カウンター席で二つ離れた席の中年男性が『うん?うまいな』とつぶやいて唐揚げを二度見していたが、本当にこれまで食べたからあげの〝濃い目〟とは異なる濃さ。
生卵無料サービス
備え付けの生卵で、すき焼き風に卵にくぐらせて食べるのも味がマイルドになっていい。そして何気に驚きのうまさなのがこちら。
テイクアウトもあり
口に入れた瞬間にふわふわしてそのまま溶けてしまいそうな油揚げと、しっかりだしのきいた味噌汁がやたらとうまい。オープン後、じょじょにファン層を増やしていってるのか、先日お昼の食事時に訪れたら、ほぼ満席。
テイクアウトを求めにくるお客さんも多かった。テイクアウト予約もできるようなので、テイクアウトの際は電話予約した方がスムーズだと思う。
【からあげ専門 大福】
▶住所 東京都豊島区東池袋1-40-9
▶営業時間 11時〜23時(LO22時30分)
※コロナ禍により営業時間等異なる可能性があります
▶TEL 03-3984-3961
旨さ止まらない唐揚げのお菓子
からあげブームの勢いは目を見張るものがあるが、そんな勢いはこんなところにも波及している。
料理のおにいさんとしてSNSを中心にして「バズレシピ」で人気爆発中の料理研究家リュウジ氏。
YouTubeチャンネル料理研究家リュウジのバズレシピは登録者数125万人。そんなリュウジ氏が監修したという「至高の唐揚げ」というせんべいを昨日たまたまセブンイレブンで購入した。
散歩がてらみんなで公園に向かっている途中で、食べ出したら止まらない(笑)ちゃまも一枚ちょうだいと言いつつ何枚も食べ始め、公園で子供達が遊んでいる間に俺1人セブンイレブンに戻ってもう一袋購入したほどうまい。また、ちゃまが一枚ちょうだいと言いつつ何枚も食べ始める(笑)
せんべいなのでもちろんせんべいなのだが、とにかく超うまい。それこそこのまま唐揚げ味にしたらとんでもない旨さなのではないか?と思わされる。
からあげ好きとしてはからあげ業界が盛り上がるのはとても嬉しいし、今後が楽しみ。今年のからあげグランプリを楽しみにしつつ、今後もからあげ専門店に注目していきたい。