最近、周囲の方たちの投資熱みたいな物が異常に熱い。その熱に浮かされるようにコインチェックで口座を開設し、さっそく仮想通貨を始めてみたのだが……。
仮想通貨を始めたきっかけ
きっかけは2月8日、米電気自動車メーカーテスラが行ったビットコインへの約15億ドルの投資だ。あの大会社が投資するなら、と背を押されるように15万円分のビットコインを購入してみた。購入した時点では1BTC500万円を突破したあたり。そこから狂騒が始まったかのように暴騰し、2月21日には600万円を突破した。
仮想通貨の現実を知る
21日までの間にはこんな上がり続けるなら50万円くらい追加したらそれこそ毎日小遣いレベルのお金が発生するのでは?と実に初心者らしい発想をしていた。
実際、何千円レベルだが購入した時より総資産が増えてく感覚は何とも言えないものだった。
もともと『仮想通貨』と聞いたら聞く前から胡散くさいと決めつけるレベルの初心者。それこそマウントゴックスやコインチェックの事件の際、ちらっと仮想通貨という存在を知ったくらいの知識だ。
周りの知人の『ビットコインまだまだあがるぞ』『1BTC1000万円行く勢い』という盛り上がりに末席ながら参加させてもらってる感じで密かに楽しんでいた。が、知人からのLINE。『テスラのイーロンマスク最高経営者がビットコインについてネガティブな発言している』ときたのだが、そこからあれよあれよという間に下落していった。
22日から落ち始め23日には500万円を切った。さらに夜にはテスラはすでに売り抜けて利確していると噂が。これは本格的に危ないんじゃないか? この勢いはテスラが買う前の水域で収まるのか? などと焦りに焦り狼狽売り。約3万円ほどの損失だった……。
そして本日はsquareのジャック•ドーシーが約179億円相当のビットコインを購入……。そのせいか昨日より価格が上がってる。マジ難しすぎる。
とにかく素人が徒手空拳で挑むのは危険すぎる……。そのうちとんでもない損失を叩いてしまいそうだ。兎にも角にも勉強と思ったのだが、何をどう調べればいいのかもわからない。
仮想通貨一年生の教科書
そこで手に取ったのがポイン氏作の『仮想通貨1年生の教科書』(SPA!BOOKS)だ。
仮想通貨をこれから始めたい人のための指南書という部分に惹かれて購入したのだが、とにかくわかりやすい。
いかに俺が無知だったのか思い知ったし、コインの世界はまるで漫画のワンピースみたいな世界で相当面白い。
ビットコインが頂点に君臨していて、他のコインはそれぞれに能力があって特徴がある。そんな事も知らずに15万円も入れてみたのだからアホだ(笑)
そういった基本的な事から取引所のアプリやセキュリティを強固にするツールや、そもそもコインの情報をどう取るか、など1冊でスタートライン+αに立てる。
一瞬にして熟読しツールやアプリなどのページをコピーし、自分なりにまとめてみた。投資方面にはまったく見解がなかったが、作者のポイン氏も当初はそうだったという。
借金600万円背負った状態で、過労で倒れ会社を辞めた。切迫詰まった状態から仮想通貨に投資を始め100万円を元手に1年間で億り人に。
そんなポイン氏が仮想通貨は若者や貧者の〝最後の武器だ〟と語る自叙伝的な要素もあり、色んな意味で勇気づけられる一冊。
どこまでできるかわからないけど、金額を決めて仮想通貨、しばらくトライしてみます!