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大内宿に行ったら食べてほしい名店玉屋のネギそば

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まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような街並み

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ここまで当時の状態で残っているのは日本でも数少ないはずだ。今回訪れたのは福島県南会津の大内宿。名前の通り、約400年前の江戸時代には日光から会津を繋ぐ会津西街道の宿場町として栄えたという。伊達政宗や豊臣秀吉が通行した記録があるほど、かつては重要な役割を果たしていた事がうかがえる。昭和56年4月には国の重要伝統的建造物群保存地区に認定された大内宿。

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約500メートルにわたってわらぶき屋根の民家やお土産屋、お食事処が立ち並ぶ観光スポットとなっている。宿場町として栄えた大内宿だが、現在実際に泊まれるのはこちらの蔵の民宿『本家扇家』の1軒のみ。

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プランによっては1人1万円以内で国の指定文化財に囲まれて一晩すごせるのは貴重な経験かも。ゆっくりしたい大人旅にはもってこいだ。昼間は観光客で賑わっているが、夜になると音が消えたようにあたりは静かになり、聞こえるのは山に澄む生物たちの鳴き声だけなのだろう。晴れている日ならきっと綺麗な星空も見えるはずだ。いつか、一度は宿泊してみたい。年間80万人以上が訪れる有数の観光地だが、大内宿に訪れる多くの人の目当てのひとつは郷土料理の“ねぎそば”だろう。数多くの蕎麦屋が並び、どこも味のある古民家でどこも美味しそうなので迷ってしまう。

 

第二王子以仁王が草鞋(わらじ)を脱がれたという由緒ある家で

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そんな方にこちらをぜひおススメしたいのが第七七代後白河天皇の第二皇子以仁王とゆかりのある『佐藤家(玉屋)』だ。築400年住宅だという『佐藤家』は大内宿の中でもひときわ目をひく。このちょうど窓際でおそばをいただいたのだが、なんというか時間が止まっているような感覚というか、静寂というか、そんな中で食事をしたのは貴重な体験だったと思う。

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趣のあるのれんをくぐり、一瞬、本当に蕎麦屋なのか?と疑いたくなる入り口から店内へ。店内に入ると囲炉裏に火がくべてある。部屋の造りからとても現代とは思えない。店員さんがすごく丁寧な案内で席へ誘導してくれる。

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お座敷の窓際の席に通してもらい。店内の造りも昔からの歴史を感じさせ、席に着くと思わずはーと嘆息してしまう。何せこの景観なのだ。ボーっとしながら一日を過ごしたくなる。肝心のそばの方だが往々にして水がおいしいところは蕎麦がおいしい。確実にうまいであろうこちらのお蕎麦も冷たいのでいきたかったが、訪れた日はまだ雪が積もるほどの寒さ。温かいお蕎麦と古代米のおにぎりを注文した。

 

薬味のネギを箸代わりに

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▲豪快にネギが刺さった祝言そば(ネギそば)1000円 

 

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▲赤飯のように赤褐色の古代米おにぎり300円

 

そばにネギは付き物だが普通は刻んだ輪切りのネギ。数々のテレビの旅番組でもネギそばは紹介されてるので、ご存知の方も多いかもしれないが、このぶっといネギは箸代わりなのだ。そばをすすり、そしてネギをかじりながら食べるという豪快なそば。

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このようにして食べるのが本来の作法。だが、店員さんも一口二口ネギでいただいたら後はお箸でどうぞと箸を進めてくれる。とはいえ、ネギのピリッとした味がかなりうまくかじりながらあっという間に完食してしまった。本格的な手打ちのそば出汁のきいたおつゆも美味しくいただき、体もあったまる。そしてお次は古代米のおにぎり。こちらがまたそば同様、おつゆと共に食べるとかなりおいしい。大内宿でしか食べれない郷土料理のネギそば。玉屋オリジナルの古代米のおにぎり、訪れたならぜひ食べてみてもらいたい。

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とにかく見所の多い店内。普段は店舗二階が資料館になっているとのこと。以仁王の伝記や参勤交代時使用した弁当箱や会津塗り酒器などが展示されていて無料で見学が可能との事。残念ながら訪れた時はコロナ禍により閉館となっていた。今回大内宿を訪れてみて、海外の友人が多い方など旅行で連れて行ったら喜ばれると思う。江戸時代の宿場町、ネギ一本で豪快に食べるそばなど、ここでしか体験できない事がたくさんある。

 

【そば処 本家 玉屋】

【住所】福島県南会津郡下郷町大字大内字山本3番地

【TEL】0241-68-2946

【営業時間】8:30~16:30 

(12~2月は9:00~16:00) 不定休(夏は木曜日)、12月中旬~1月中旬は休み

※コロナ禍の影響により営業時間等異なる事があります