12月1日、ついに【ながら運転】を厳罰化した改正道路交通法が施行。それもそのはずで警察庁によると2018年、携帯電話の通話や操作が原因の事故は2790件起き、そのうち42件は死亡事故となってしまった。
2016年には「ポケモンGO」をしながらトラックを運転し、小学4年生の男児をはねてしまったという信じられない事故も起きている。厳罰化の流れは当然だと思う。
俺も張り込みでは車は必須アイテムだが、無意識に携帯に囚われてしまう事があるから気をつけなきゃと改めて頭に叩き込んだ。
日頃、車を運転する機会の多い人は特に気をつけないとだが、今回本当に厳罰化されたと思う。改正法により反則金も違反点数も約3倍引き上げられた。まずは「保持」の反則金について。
1 大型車2万5千円
2 普通車1万8千円
3 二輪車1万5千円
4 原動機付き自転車1万2千円
となった。違反点数については「保持」は1点から3点に引き上げられた。
そもそもどういった行為が保持なのかって事だが携帯電話などの操作や通話が携帯電話使用等(保持)に当たる。もちろんメールやLINE、アプリなど画面を注視する行為も問われる。ついついやってしまいがちだが、車内からカメラを撮る行為も操作という事になるのだろう。
↑原宿表参道を通りかかった時イルミが綺麗でパシャリ。操作なので当然こういうのもダメ‼️
車を停車させて撮影するか助手席に乗っている人に撮影してもらえばいいわけだ。次に携帯電話使用等(交通の危険)について。
携帯電話を注視したり通話したりするような状況で、交通に危険を生じさせた場合がこれに当たる。
例えば携帯電話を見ていて他の車に急ブレーキをかけさせるなどの状況だ。
↑こういう人たまにいるけどマジ危ないし、これまで以上に厳しく罰せられる
交通の危険については反則金の納付で刑事責任を免れる交通反則通告制度から除外された。つまり刑事手続きの対象となる。
これまでは違反点数2点だったのだが、今回6点に引き上げられた。これつまり免許停止。一発で免停だ。スピード違反でオービス光らせるのと同等の違反点数となったわけだ。スピード違反は違反速度によって6点から12点が加点。
罰則についても「3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金」から「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」となった。
携帯電話で電話しながら運転する人は今でもよく見かけるが、ひどい人になると映画やドラマ、漫画などを見ている人もいる。つい最近3台玉突きの事故に巻き込まれた俺としては毎回怖って思う。
赤信号で止まっていただけで突然突っ込まれたのだが、それこそ携帯電話でも見てたんじゃないかって思ってる。ドライバーさんは信号を青だと思ったという謎の言い訳をしていたが。
俺もLINE♬って携帯が鳴るとめっちゃ気になるから気持ちはわかるんだけど、そこはグッとこらえて【ながら運転】しないようにするべき。ちなみに携帯ゲームや小型ゲーム、カーテレビやカーナビの注視も【ながら運転】の対象となる。