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タイトル買い大成功!『夜がどれほど暗くても』読破!

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先行き不安

少しずつだが経済的な不安を口にする友人が多くなってきている。東京で飲食店を経営している友人や、自営の友人が次々、『じょじょに入ってくるお金より出て行くお金のが多くなってきている。とにかく融資を受けないと本当に不安。融資を受けてもこの先返せるか不安だが』と進むも地獄、退くも地獄と嘆いているのだ。そしてLINEの締めくくりには『命だけは大切に。無事にまた集まろう』と励ましあうのが習慣となった。

 

クラスターやロックダウン、オーバーシュート。普段聞き慣れない言葉達に怯え、目には見えないウイルスに恐れる生活もおよそ2ヶ月。現状、先行きは不安なままだ。

 

 

 

夜がどれほど暗くても

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そんな気分とリンクしたのか、作家・中山七里さんの小説『夜がどれほど暗くても』を久々にタイトル買いをした。何の予備情報もわざと入れずタイトルだけで選んで買って読むというのが意外にいい本に出会うきっかけになったりもする。

 

中山七里さんと言えば『連続殺人鬼カエル男』をはじめとするミステリー作品がほとんど。個人的には『切り裂きジャックの告白』がすごく面白くて印象に残っている。

 

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読破しての感想

その中山七里さんの最新刊である『夜がどれほど暗くても』だが、個人的には『切り裂きジャックの告白』を超えてきた感がある。

 

ストーリーは、週刊誌のベテラン副編集長の息子が殺人の容疑者となり、これまで自身が行ってきた〝取材〟がまんまブーメランとなって返ってくる。さらに被害者遺族との距離感が絶妙で、そこを主軸に話は進められていく。

 

作中で、ズタボロに叩かれ倒したベテラン副編集長に、味のある刑事が加害者家族と被害者遺族が分かり合うなんてのは奇跡という趣旨の事を言うのだが、グサリと突き刺さるシーンだった。

最終的には多少のご都合主義とも言える締めではあるがすごくすっきりして、爽快に読めた。

 

 

 

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タイトル買いもたまにはいいな〜

やっぱりだがあらすじなどをじっくり吟味して買う本もいいが、タイトルでパッと選んでみるのも悪くない。

色々な不安や問題と直面する今、あまり向き合いすぎても潰れてしまいそうになる。ちょっとの贅沢のつもりでした〝タイトル買い〟。

ひと時だけでも集中してリフレッシュができた。願わくば1日でも早くこの長い夜が明け、肉体的にも経済的にもみんな無事なまま、また集まれればと切に願います。みなさんもどうかご無事で。

 

 

 

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