【人生観を描いた本】ポルシェ太郎🚘‼️

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ポルシェに限らず、一度は乗りたい車を駆って行きたいところに行って、遊びの限りを尽くす、そんな夢想をしたことないだろうか。

俺はゲレンデで鎌倉あたりの海沿いをドライブして、海辺で1日のんびりして、古材造りのテラスハウス風の自宅に帰って思いっきり寝るという生活を夢見た事がある。

青年起業家の太郎がまさにそういった欲望を具現化していくというお話。欲望を飼いならしているようで飼われているのか、これまで現実に踏みとどまっていたストッパーを外していくが、描いた景色には届かない。お金、力、女すべてにおいて底なしの思いに突き動かされていく。そのうちに踏み板をぶち抜いて落ち始めていく。

若者ともおじさんとも言える35歳という太郎の年齢も、ふわふわした感覚がしっかり描かれていて、その辺は本当に共感できた。俺もうおじさんなんだってハッとする場面など数年前に同じセリフをつぶやいた覚えがある。太郎は天井知らずのお金持ちでもなく、貧乏人でもなく、ポルシェ911を買えてしまうくらいにはお金持ち。ゆえの葛藤が面白く読み進めていける。

お金がなければ幸せにはなれない。お金だけでは幸せになれない。どちらも正解のような気がするし、どちらも違う気がする。お金で買えない幸せがあるというのを諦めと呼ぶのか、呼ばないのかは読んだ人によって違うのだろう。

 

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今現状の自分の生活を省みる。ちゃまやはむはむやぽってりと生活し始めて早いものでもう半年がたつ。今でも覚えてるがゴールデンウィーク初日、遊んだ後いつものようにちゃまファミリーを自宅まで送り届ける際に「小鉄おうちにくる? はむはむは来てほしい」という一言がきっかけで転がり込んだ。それ以来、子供達に負担がかかるようなら帰るよ、と言いながらなんとなく今まで続いてる。このブログのタイトルにもなっているが、1Rに4人で生活してるので、ご飯を食べるにも、おもちゃ遊びをするにも一度テーブルを移動したり大がかりだ。空間としては絶対に狭い。狭いと呟くと狭い気がするが、心から狭いとは思ってない自分もいる不思議な感じ。

まぁ正直広いにこしたことはないし、お金持ちにもなりたい。でも、お金が欲しいのはゲレンデが欲しいという気持ちとは直結してない気がする。

今、帰ると笑顔で迎えてくれる3人がもっと笑顔でいれるように、そこにいる自分がもっと笑顔になれるようにお金が欲しい。後せめて高くなくていいから好きな服が欲しい……かも(笑)✌️